フィジーって?

フィジーがどんなところか知っていますか?
南太平洋の島国で、すぐ西にはバヌアツ、東にはトンガがあります。
オーストラリアの横にあるといわれるとイメージしやすいかもしれませんね。
下の地図は動かせるので、もしよかったら日本との位置関係もみてみてね。
フィジーでは英語も使われていますが、それ以外にもフィジー語やおもしろいのはヒンディー語も多く使われています。
どうしてヒンディー語が多く使われているかというと・・・
インド系の住民が人口の40%近くもいて、島を歩いているとインド料理屋さんがたくさんあるんだとか。
おもしろいですねー。
もっといろいろ知りたくなったら自分でも調べてみてね!
なぜ手紙?

最近、手紙を出したのはいつですか?
紙を広げて、ペンを持ち、文章を考え、書く。
読んでみて、間違いがあれば直し、封筒に入れて、切手を貼る。
スマホだと指先ひとつで全部おわるし一瞬で届きますが、手紙は届くまでに日数がかかります。
海外の宛先だともしかするとトラブルで届かないかもしれません。
でも、今回のプログラムで「手紙を書く」というひと手間を取り入れたのには理由があります。
こんな時代だからこそ実体験を伴うプログラムに参加してもらいたいと考えたからです。
以前から日本の子どもたちの実体験が不足していることが問題視されていました。
そこに追い打ちをかけるように新型コロナウィルスの影響もあり実体験をすることがますます難しくなりました。
だから、今回のプログラムでは手紙を書くというアナログな活動をあえて取り入れ、お金を払って手紙を買うというところから、ポストに投函するまですべての工程を体験できるように企画しています。
また、手紙の宛先を海外の第一線で活躍する日本人にすることで、子どもたちの視野を広げたいと考えています。
後半、二回目のプログラムでは実際に自分たちが手紙を送った海外で働いている日本人のゲストと会場をつなぎ、受け取った手紙の中にかかれていた質問などに答えてもらいます。
このことで、自分たちの手紙が届いたという達成感を味わうことができるだけでなく、困難な時代においても挑戦しつづけている人の想いに触れることができます。
海外に手紙を出しますが英語でかかないといけないのは宛先だけなので苦手な人でも大丈夫です。
宛先も会場できちんと教えるので誰でも書けるようになります。
一度、経験をすれば、これから先の人生で何度でも海外の友達とやりとりができるようになりますよ。
少しでも外の世界が気になるという人には特にオススメしたいプログラムです。
もしよかったら参加してみてくださいね。
講師紹介
◆インタビューを受けてくれる人
Profile
大庭隆 (おおば たかし)
JICA職員
精密機器メーカーを経て、青年海外協力隊に参加。現在は国際協力機構(JICA)職員としてフィジー事務所に所属。
専門は国際防災。隊員時代にソロモンで被災した経験から特に島国における地震や津波等の課題に高い関心を持つ。
■大庭さんから参加者へのメッセージ
Bula!(ブラ!…フィジーの挨拶)
広川町には数年前にバヌアツの子どもたちがホームステイしていたと聞きました!
実は私はバヌアツの隣のフィジーという島国で防災の仕事をしています。
今回のプログラムではみんなが手紙を書いてくれると聞いたので楽しみにまっていますね!
みなさんのご参加お待ちしています!
◆コーディネーター
Profile
糀 広大(こうじ こうだい)
株式会社シンカクションリサーチ代表取締役
教職を経て、青年海外協力隊に参加。帰国後はJICAの市民教育事業に従事。地方自治体で地方創生に取り組んだ後、独立。
持続可能な社会を実現するための研修プログラムの開発、実施をしながら、SNSを活用した市民向けの発信活動をしている。
感染症対策について
感染症対策として運営側が努力することと参加者のみなさまに協力いただきたいことをまとめております。
必ず目を通していただいて各自でご準備いただくことについてはご負担をおかけしますがよろしくお願いたします。
運営側としてプログラム中の安全・安心対策として以下の対策を実施いたします。
1) 広い会場を使用することで参加者同士の距離を保ちます
2) 定期的な換気・消毒をします。
3) アルコール消毒液を用意いたします。
4) 感染拡大状況をみて必要に応じてイベントの中止、一部内容の変更の判断をします。
受講者の皆様へご協力いただきたいこと
1)プログラムに参加される2週間前から健康管理の徹底、検温。
2)日頃の感染症対策として、マスクの装着、手洗い、うがいの励行。
3)会場にはマスクを持参ください。
4)会場に入る際にスタッフが非接触体温計を使用してお一人ずつ検温しますのでご協力ください。なお、期間中は毎朝の健康チェックとして必ずご自宅を出る前に検温をお願いいたします。
5)万が一、2週間前から実施日までの期間中に発熱などがあった場合、また同居する家族などに感染者が出た場合は参加を見合わせてください。その際は当日でも結構ですので連絡をお願いします。
※重要※プログラム中に体調不良の方が出た場合の措置
プログラム中のどの時点でも、以下のような症状によりコロナ感染症の疑いがあるとスタッフによって認められた場合には申し訳ありませんがその時点でプログラムは中止とさせていただきます。
- 37.5°以上の発熱
- 酷い咳、止まらない鼻水、頭痛などの症状がある
- 味覚・嗅覚に異常がある
- 強い怠さ、息苦しさがある